失恋、というタイトルに、もちろん泣けるであろうことは予想できたけれど。
4作の短編で構成されている。
「欲望」「安い涙」「記憶」「遅刻」
「欲望」は、他人の人生を、遠くからながめながら、自分のことのようにつらく感じる、錯覚に陥る。
読み終わっても、、、なんだか喪失感が重くのしかかってくる。
主人公の人生は、そんなに悪くはない、、、とおもう。
ただ、中に描かれている、主人公の友人の人生が、それにかかわる人々の気持ちが、重くのしかかる。
わびしい、というか、切ない、というか、、、、
4作ともに、失恋をテーマにかかれているものの、失恋、と聞いて想像するストーリーとはなんだかかけ離れている、、、いや、視点がちがう、というのかな。
甘酸っぱくはないけれど、どれもココロに染みる作品です

